第71回地区年次大会記念誌
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7LIONS INTERNATIONAL DISTRICT 334-B 本日、ライオンズクラブ国際協会334-B地区第71回年次大会が多くの皆さんの参加を得て盛大に開催されますことに、心よりお慶び申し上げます。 私は今期の国際理事会において、監査委員会の委員長と財務及び本部運営委員会の副委員長を務めております。いずれも、国際協会が正しい方向を向いているかを見る上で非常に重要な委員会であり、ファブリシオ・オリベイラ国際会長の信任に応えるべく精進しているところです。 オリベイラ国際会長は、ライオンズの「善意の奉仕」を世界中の人々に提供するには、より多くの善意のメンバーが必要だと述べて「ミッション1.5」目標達成の重要性を訴えています。日本のライオンズクラブは、1952年に東京LCが発足して以降、破竹の勢いで拡大して1993年6月末には会員数16万8,000人超となりましたが、その後は右肩下がりで現在は10万人を下回っています。会員が減少した要因には、少子高齢化や長く続いたデフレ経済などさまざまな問題が重なりました。あと30年このままのペースで減少が続けば、日本のライオンズは消滅しかねません。これは本当に由々しき問題で、今手を打たなければなりません。 世界に目を転じれば、社会を大きく動かすような変革は、スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクといった非常識とも言える異端児によって成し遂げられています。未来に向かって日本のライオンズクラブが発展していくためには「突き抜けた人物(メンバー)」を認め、その能力が存分に生かされるような組織であってほしいと考えています。 国際協会の発展のためにあらゆる面で活躍を続けてきた日本のライオンズクラブとして、「ミッション1.5〜Grow the Good」の先頭に立ち、世界のライオンズを牽引していけるようご協力をお願いいたします。 私自身も世界をより良い場所へと変えていくため、「ミッション1.5」の成功に全力を尽くす覚悟です。 結びに、貴地区の今後ますますのご発展と、会員の皆様のご健勝、ご多幸をお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。国際理事Katsuki Shirosaka祝 辞城阪勝喜

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