LIONS INTERNATIONAL DISTRICT 334-BI. フィロソフィー〇 自由でフラットな生活社会の実現Ⅱ 重点活動項目〇Mission1.5の達成〇 世界中の人々に幸せな人生を送っていただきたい。○ ライオンズクラブ国際理事として、LCIで下記の重点項目を中心に活動していきます。【1】 民族を超えて紛争の無い平和な世界の創造 地球上には国連が認めた日本を含めて196の国が存在します。最近では、ニウエ(2015年5月15日)、南スーダン(2011年7月9日)及びクック(2011年3月25日)が承認されています。また世界には6000以上の言語があり、たとえばネパールのような小さな国でも、12以上の言語が存在し、パプア・ニューギニアにいたっては840以上の言語があるといわれ、それぞれ異なる言語文化を持ち暮らしています。世界の国々が自らの文化や言語を大切にし、民族を超え、安心して暮らせる、フラットな生活社会、戦争の無い平和な世界を創り上げたいと思います。【2】 世界の貧困問題の解消に向けて 世界中に貧困と言われる人々は10%以上います。特にアフリカに多く、LCIFは長年にわたり支援をしています。貧困ラインとは、世界銀行が定めている貧困の定義では2015年以降、1日当たり1.9ドルという数値を採用し、この数値以下で生活する層を貧困層と定義しています。1.9ドルという数値は、購買力平価PPPに基づき定められたもので、定期的に見直しが行われています。2017年のデータによると、世界の10.74%が貧困層に当てはまり、地域別にみると、サハラ以南のアフリカの国々の割合が41.18%と、突出して高いことがわかります。 一日一杯の食事も出来ない人々に支援をしながら、貧困を世界中から無くし、世界がフラットに生活出来る社会づくりを支援していきます。【3】 世界の子供達が平等に学べる社会づくり 世界中に学校に行けない子供が沢山います。2015年に持続可能な開発目標が採択され、その目標4 (SDG4)では、2030年までの普遍的な初等・中等教育[1] の提供が約束されました。しかし学校に通っていない子どもの人数は一向に減少していません。2018年の統計では、学校に通っていない子ども(非就学児/不就学児)は、世界で2億5,840万人います(UIS, 2019)。非就学児が最も多い地域のサハラ以南のアフリカでは、約3人に1人(31.2%)の子どもが学校に行っていません(World Bank, 2020)。世界中の子供達が学校に通い学ぶ事が出来る社会に支援していきます。【4】 生きる基盤づくり: 世界の飲料水対策の推進 日本のように水道水が飲める国は15か国しかありません。日本は水道インフラが整っており、日本人にとって水道水が飲めるのは普通のことに感じています。しかし世界のほとんどの国では、水質の高い水道水が提供されているとは限りません。LCIFでは飲み水の無い地域に井戸を掘って、生活水に当てる活動をしてきていますが、更に推進して人々が生きる基盤をつくります。【5】 まとめ 基本的に日本は支援国であり、これら被支援国にLCIFを中心に支援していきます。 ライオンズのセカンドセンチュリー 次の100年に向けての取り組みが早くも7年目になりました。私が目指す国際理事期は110周年を迎えます。オールJAPANライオンズの培った絆で、世界奉仕活動のリーダーシップをとってまいります。37国際理事候補者としての所信国際理事候補者としての所信
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