第71回地区年次大会記念誌
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8LIONS INTERNATIONAL DISTRICT 334-B 本日、ここに第71回地区年次大会が盛大に開催されますことを、心より嬉しく思います。また、キャビネットや大会委員会をはじめ、多くの方々がクラブやメンバーの皆様にとって素晴らしい大会になるようご尽力されたことに、深く感謝申し上げます。 年次大会はその年の地区の活動の集大成の場であり、一年間の成果を確認し、今後の運営方針についての意見交換と決議を行い、さらなる躍進を誓い合う、地区にとって極めて重要な機会です。また、多くのメンバーが一堂に会し、友情を深め、達成を喜び合い、互いに学び合うことで、新たな英気を養う場でもあります。 ライオンズクラブが日本に誕生して約70年以上が経過しました。この間、青少年健全育成、視力障害者支援、献血活動、薬物乱用防止活動など、多肢にわたる奉仕活動を通じて、「We Serve」のモットーのもと、地域社会に幅広く貢献してまいりました。また、毎年各地で発生する災害においても、被災地域への支援に多大なる尽力をされています。皆様が多彩な活動を通じて地域社会を支え、子どもたちの成長を後押ししていることに、心から敬意と感謝を表します。 皆様の奉仕活動は、ライオンズクラブの根幹を成すものです。ファブリシオ・オリベイラ国際会長は「Make Your Mark:足跡をしるす」というメッセージを発信しています。私たち一人ひとりが小さな奉仕を積み重ねることで、その愛情と思いやりが結集され、地域社会に確かな足跡を残しています。世界のニーズが絶えず増え続け、変化し続ける中にあって、ライオンズが地域社会のために行動を起こし、継続することは、やがて世界中に大きな変化をもたらす力となります。 災害や困難、不安定な国際情勢に直面している現在、多くの課題に立ち向かいながら、私たちは100年を超える奉仕の歴史を受け継ぎ、これからも地域社会を照らす「希望の光」として、子どもたちの健やかな成長の道標であり続ける責務を負っています。どうか今後も皆様の素晴らしい活動によって、ライオンズの奉仕の輪をさらに広げ、地域社会のために力を結集して、世界をより輝かしいものしていきましょう。 この年次大会を通じて、地区の結束が一層高まり、各クラブがさらに飛躍を遂げられますこと、そして本日お集まりの皆様がご健康でますますご活躍されますことを、心より祈念申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。国際理事Masashi Hamano祝 辞

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